日本のロックユニット「B’z」のヴォーカル稲葉浩志さんは、B’zのヴォーカルとしての自覚と徹底した体調管理が有名で、B’zのリーダー松本孝弘さんからも「喉の管理や体力の維持に関しては普通の努力の仕方じゃ出来ない」と評価されているほどです。
さらに稲葉浩志さんがハイトーンボイスでありながらも力強くカッコよく歌える秘密は”一般人離れした声帯”にあり、それは医者が驚いたほど。
また、稲葉浩志さんは喉の管理の一環として、湿度にも気を遣われておられるのですが、
過去に湿度100%のなかで歌ったエピソードまであります。
そんなトップアーティストのヴォーカルとしてふさわしい稲葉浩志さんですが、徹底した喉の管理をする前は、
ライブ当日に喉の調子が悪いこともよくあったそうです。
コンサートが終わった後、酒飲んで朝までカラオケ歌って、翌日”喉の調子がおかしいな”なんて当たり前のことなんだけど(笑)、それも失敗しないとわからないので。若いときですけどね。/稲葉浩志
【インタビュー】稲葉浩志、「B’zというアイデンティティのために」 | BARKS
いまの稲葉浩志さんだけ知っている人は信じられないと思いますが、1990年代前半の稲葉浩志さんはライブ終わりにお酒を飲んで朝までカラオケするなど、喉にかかる負担を考えずに無茶をされることもしばしばあったみたいです。
さらに、声が出なくなった経験もされているので興味のある方はあわせてご覧ください。
このようにストイックな管理をする前は、よく喉の調子を悪くしていた稲葉浩志さんですが、ライブ当日はどのように乗り越えていたのでしょうか?
今回は、B’z稲葉浩志さんが喉の調子が悪いときによくしていたことについてご紹介させて頂きます。
B’z稲葉浩志がストイックな喉の管理をする前の話 喉の調子が悪いときによくしていたこと
稲葉浩志がよくしていたこと
人に言いまくる。(笑)危いよ、危いよとか言うんですけど、みんな、もう慣れちゃってる(笑)/稲葉浩志
B’z The Book Treasure 64ページ
B’zの稲葉浩志さんが喉の調子が悪いときによくしていたことは、
人に言いまくる。
喉の調子が悪いときの話になったときに、「そういう時はどうするんですか?」と質問を受けた稲葉浩志さんは、「人に言いまくる。(笑)危いよ、危いよとか言うんですけど、みんな、もう慣れちゃってる(笑)」と答えられました。
さらに、稲葉浩志さんが喉の調子をわるくして、周りに「危いよ」と危険信号を送るのは一度や二度ではなかったらしく、周りの人間も慣れてしまっていたようです。
心配されなくなった
個人的には、僕、割と不安が多いです。(笑)他の人のことはあまり知りませんけど、1回、聞いてみたいですけどね。最近、みんなあんまり心配しなくなっちゃったから、俺、調子悪いって言っても。(笑)/稲葉浩志
B’z The Book Treasure 64ページ
「個人的は、僕、割と不安が多いです」と、自分がプレッシャーに強い性格ではないと話しながらも、同時に「最近、みんなあんまり心配しなくなっちゃったから、俺、調子悪いって言っても(笑)」と心配されなくなったと打ち明けた稲葉浩志さんからは少し寂しさが感じられました。
周りの関係者が稲葉浩志さんを心配しなくなった理由は、稲葉浩志さんが「調子悪い」と言っていても結局はライブを成功させると分かっているからだと考えられます。
稲葉浩志さんに対する絶対的な信頼が生まれた代わりに心配されなくなってしまったんですね…
ありましたよ。でも、今のところ一応、ちゃんとというか、やってはいるんで。/稲葉浩志
B’z The Book Treasure 64ページ
調子が悪い日について「ありましたよ。」と断言しながらも、1度もライブを延期・中止しなかった稲葉浩志さん。稲葉浩志さんには申し訳ないですが、周りの関係者があまり心配しなくなった気持ちも少し分かってしまいます(笑)。
それほど稲葉浩志さんは、ライブが始まってしまえば、その唯一無二の声と圧倒的なパフォーマンスでファンを魅了し続けています。
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