B’z稲葉浩志が思いついたときにすること
「それはもう、昔からそうですね。深呼吸じゃないけど息を吸って吐くっていう動作を、ライブ前、思いついたときによくやってますね」稲葉浩志
B’z ミラクルクロニクル120ページ
2008年に出版されたB’zのデビューから20年間の活動を紐解く年代記「B’zミラクルクロニクル1988-2008」の中で”稲葉さんがライブ前にやっているジンクス“について取り上げられていました。
そのなかで稲葉さんは特に昔からやっていることは変わらないと前置きして、息を吸って吐く動作は思いついたときにしているとおっしゃっていました。
ライブ開始10分前に
2008年に放送された『NHKスペシャルB’zメガヒットの秘密~20年目のB’z~』には稲葉さんがライブが始まる10分前にパワーブリーズという横隔膜などの呼吸筋を鍛える器具を使用されている場面がありました。
このパワーブリーズはプロのアーティストやアスリートも使用している器具だそうで、標準負荷、重負荷、超重負荷の3つのレベルがあり自分に合ったレベルで呼吸筋を鍛えるみたいです。
ちなみに稲葉さんは超重負荷を使用しており、使用した後も平然とした顔で密着スタッフに器具の説明をされていました。
B’z稲葉浩志だってゲンを担ぐ
「ステージに上がる前に、ゲンはよくかつぎますよ。靴のひも、どっちを先にしたほうがいいかなんて考えたりします。」稲葉浩志(1992年)
B’z TWELVE ■「稲葉浩志」が稲葉浩志を語る25ページ
もしかすると、B’zの稲葉浩志がゲンを担いでいると知って意外に思う人もいるかもしれません。
でも、完璧に見える稲葉さんだって完璧な人ではないんです。
例えばB’zファンの間では稲葉さんがツアー中に悪夢を見ることは有名ですし、稲葉さん自身も悪夢を見ることはもう定番化しているとおっしゃっています。
しかし、ゲンを担ぐという些細なことから徹底的な体調管理まで、とにかくライブ本番に向けて出来ることは全部しているから稲葉さんはライブに参加した全員を魅了するパフォーマンスが出来るんです。
超一流のアーティストになっても傲慢になることなく、LIVEに対して真摯に向き合うこの姿勢がデビューから音楽界のトップを走り続けるロックユニット『B’z』のヴォーカル稲葉浩志のカッコ良さのひとつだと思います。
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