B’zは、1988年9月21日にシングル「だからその手を離して」とオリジナルアルバム「B’z」の同時リリースでデビューしたギタリスト松本孝弘とヴォーカル稲葉浩志からなるロックユニットです。
彼らはデビュー以来、約33年間音楽活動を止めることなく、レコーディングとライブを続けており、日本で1番売り上げたアーティストにも選ばれました。また、B’z5枚目のシングル「太陽のKomachi Angel」で初めてオリコンチャート1位を獲得して以降は49作連続で1位を獲得しており、現在も記録を更新中です。
さらに、B’zが「LIVE-GYM」と冠するライブは2019年7月6日に行われた「B’z LIVE-GYM 2019-Whole Lotta New Love」大阪城ホールの公演で、通算1,000回目のLIVEを達成。未曾有の記録を打ち立てました。
このようにロックユニットB’zは、デビューから30年以上が経った現在も名実ともに音楽界のトップを走り続ける日本が誇るアーティストの1組です。
しかし、どれだけ凄いアーティストでも30年以上も音楽活動を続けていたら、残念ですがハプニングやアクシデントを経験することもまた事実。少なからずB’zにもそのような経験があります。
さらに、それについて稲葉浩志さんがご自身の両親から怒られたというエピソードまであります。
一体、稲葉浩志さんはどんなことをしてご両親から怒られてしまったのでしょうか?
今回は“BUZZ!!“福岡ドーム公演で起きたアクシデントについてご紹介させて頂きます。
B’z稲葉浩志「観に来ていた両親にも怒られました(笑)」”BUZZ!!”福岡ドーム公演で起きたアクシデント
ライブ中に稲葉浩志を襲ったアクシデント
「BAD COMMUNICATION」で思わぬ出来事が起こった。
B’z ウルトラクロニクル147ページ
ギター・ソロにさしかかる直前、稲葉がステージから消えたのだ。これは演出ではない。とっさに彼がステージから落ちたのでは?と思い猛烈に心配した。
B’z ウルトラクロニクル147ページ
松本のほうに目を転じると彼は平然とギター・ソロを続けているように見える。松本の立ち位置からは稲葉が見えないのかもしれない。再びヴォーカル・パートが巡ってくる。稲葉は歌いながらステージに上がってきた。どこかケガをしたのか?打撲したのか?歌声はまったく変わらないが、動作が鈍くなっている。遠くから見ていてもだいぶ痛そうだ。
B’z ウルトラクロニクル147ページ
しかし、稲葉はそのまま歌い続け、息を止めるようにスロープを走りアンコール・ラストまで歌いきった。
B’z ウルトラクロニクル147ページ
「B’z LIVE-GYM Pleasure’95″BUZZ!!”」福岡ドーム公演で起きたアクシデントとは、
B’zのヴォーカル稲葉浩志さんがステージ上から落下してしまったというアクシデントです。
B’zの15年の奇蹟を追った年代記「B’z ウルトラクロニクル」では、そのアクシデントが起こった福岡ドーム公演に参加していた佐伯明さんのレポートが記録されています。
そんな福岡ドーム公演のみならず「B’z LIVE-GYM Pleasure’95″BUZZ!!”」ツアーに参加していた佐伯明さんのレポートによると、アクシデントが起きたのは、
BAD COMMUNICATIONのギター・ソロ直前
突然、稲葉浩志さんがステージ上から姿を消したみたいです。
佐伯明さんは、稲葉浩志さんがステージ上から転落したのではと猛烈に心配したと綴っておられます。
そして、松本孝弘のギター・ソロが終わってヴォーカル・パートが始まると、歌いながらステージ上に現われた稲葉浩志さん。稲葉浩志さんは動きは鈍くなっていたものの最後まで歌い続け、ライブは無事に終演したみたいです。
両親に怒られた稲葉浩志
「福岡ではご心配をおかけしまして・・・観に来ていた両親にも怒られました(笑)。僕は・・・バカなんですよ(笑)。シャウトしてると頭が真っ白になっちゃうときがあって。」/稲葉浩志
B’z ウルトラクロニクル149ページ
「フェイクは客席とのやりとりのためにやってる部分があるんですけど、シャウトはほとんど自分に向けてやってますね。高音のシャウトと低音での間合いをはかるようなシャウトと2タイプあって、ライブだとそのときの感じでボンボン出ちゃう。オープン・エアだと余計に・・・(笑)」/稲葉浩志
B’z ウルトラクロニクル149ページ
「B’z LIVE-GYM Pleasure’95″BUZZ!!”」 福岡ドーム公演で、ステージ上から転落したものの最後まで歌い続けてライブを成功させた稲葉浩志さんでしたが、
観に来ていた両親には怒られてしまったそうです。
さらに、稲葉浩志さんは「僕は・・・バカなんですよ(笑)」と前置きして、ステージ上から転落した原因は、
自分に向けてやったシャウトにあったと明かされました。
稲葉浩志さんによると、シャウトには高音のシャウトと低音での間合いをはかるようなシャウトの2種類があるそうで、ライブだとそのときの状況で連続してしてしまうみたいです。
さらに、稲葉浩志さんは「シャウトしてると頭が真っ白になっちゃうときがあって。」と、シャウトの危険性についても話されており、同公演でのアクシデントもそれが原因で起こってしまったみたいです。
また、同ツアーの舞州スポーツアイランド1日目の公演でも雨に足を滑らせて、ステージ上で転倒されているので、もっとカラダに気をつけるようにという意味でもご両親は怒られたのかもしれません。
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このように「B’z LIVE-GYM Pleasure’95″BUZZ!!”」ツアーは、稲葉浩志さんにとってアクシデントに見舞われることが多かったツアーになってしまいました。しかし、ケガ自体は指の裂傷や腰の打撲などの程度で済んだことが不幸中の幸い。一公演も中止することなく、ツアーを完走させることができました。
ただ、今年(2022年)もすでに「B’z LIVE-GYM 2022」の開催が発表されているので、ケガには気をつけてツアーを回って頂きたいと思うと共に、ファンは同ツアーの成功を願いましょう。
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