ロックユニット「B’z」の楽曲数は、優に300曲を越えております。
実はあまり知られていませんが、B’zは松本孝弘さんが作曲、稲葉浩志さんが作詞を担当しており、デビューアルバム「B’z」の収録曲「Nothing To Change」「孤独にDance in vain」以外のすべての楽曲はお二人が作られました。
自分たちの楽曲の作詞作曲をメンバーで担当することになった理由は、松本孝弘さんがB’zを結成するまでに学んだことが関係しており、松本孝弘さんが”B’zの最初の取り決め“として決められました。
しかし、松本孝弘さんが稲葉浩志さんに作詞を担当するように言わなければ、松本孝弘さんが作詞を担当していた可能性もあったそうです。
では一体、松本孝弘さんが詞を書いていたらどうなっていたのでしょうか?
今回は、もしも松本孝弘さんがB’zの作詞を担当していたらのたられば話をご紹介させて頂きます。
【たられば話】松本孝弘が書いた詞を稲葉浩志が歌っていたかもしれない!?もしも松本孝弘がB’zの作詞を担当していたら
松本孝弘がB’zの作詞を担当していたら
「たぶんそうじゃないですかね。ただ、日本語で歌ってると、やっていく中で書きたくなるかもしれないです」/稲葉浩志
B’z ザ・クロニクル 277ページ
佐伯明さんから、『ではB’zで松本さんが「稲葉は詞を書いて」って言わなかったら、べつに松本さんが書く詞でもよかったんですか?』と質問された稲葉浩志さんは、
「たぶんそうじゃないですかね。」と答えられました。
稲葉浩志さんは自分から作詞を担当したいと立候補したわけではなく、最初はあくまでも松本孝弘さんに作詞を担当するように言われたから、自分で詞を書いて歌っておられました。
なので、自分で書いた歌詞だから歌うというようなこだわりは特に持っていなかったそうで、もしも松本孝弘さんが詞を書いていても、おそらく歌っていたと話されています。
しかし、続いて稲葉浩志さんは「ただ、」と付け加えて、
「日本語で歌ってると、やっていく中で書きたくなるかもしれないです」と、B’zのヴォーカルとして歌い続けていたら作詞をしたくなっていたかもしれないと話されました。
もしも松本孝弘さんが詞を書いていたらと考えるとそれはそれで興味深いですが、B’zの楽曲には“稲葉節”と称される稲葉浩志さん独特のワードが使われることがあり、それがB’zの楽曲の魅力のひとつにもなっているので、稲葉浩志さんが作詞を担当することになって良かったと思います。
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