【B’z】【流星マスク】歌詞を徹底解釈!!自分に自信がない男性が恋人に向き合う姿が描かれた曲
B’zの『流星マスク』とは、B’zが2012年4月4日にリリースした50枚目のシングル「GO FOR IT, BABY-キオクの山脈-」に収録されている曲です。
『流星マスク』は、自分のことが嫌いな男性が「どうしてこんな僕と一緒にいてくれるの?」という気持ちを抱えながらも、自分のことを”好き”と言ってくれた女性に向き合う姿が描かれています。
なので、自分に自信がない人や自分には釣り合わない高嶺の花のような人とお付き合いしている人は歌詞に共感ができると思います。
また曲の最後には、主人公が自分の中で答えを見つけて前向きになる姿が描かれているので、恋愛の悩みを抱えている人にも聴いてもらいたいおすすめの曲です。
きっと心に響く歌詞が見つかるはずです。
そんな『流星マスク』の気になる歌詞について、個人的な観点から徹底的に解釈をしてご紹介します。
B’z『流星マスク』歌詞
どんなとこが面白くて
そばにいてくれるの?
微笑みに気圧され 未だ聞けない
情けない正体がばれることに おびえながら
輪っかを作って その腕を組ませる
流れる星の下を行く 幸せな影
わかってるのは ただひとつ
夢がさめるような寒い予感
明日はどうなるの 考えるのはやめよう
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
死にたくなるほど嫌いな 自分に蓋をして
いっしょにいるときだけ 忘れられる
好きだと はっきり聞こえた夜更けの電話の声
あれから心の中で 毎日リピート
流れる星を追いかける マスクの男
自分も誰か幸せに
できるかもしれない 的なこと
思わせてくれるのは 世界でただ一人
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
いつの日にかボロボロと
剥がれる仮面 そのままに 歩いてくだけ
まっすぐな視線に 晒されて
隠せるものなど なんにもない
昨日は変えられない 今の僕を見せよう
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
B’z『流星マスク』の歌詞を徹底解釈
B’zの『流星マスク』は、主人公が恋人に対して抱いている気持ちが描かれた曲です。
歌詞に登場する主人公はとにかく自分に自信が持てなくて、自分のことが死にたくなるほど嫌いな性格をしています。
ある日、そんな主人公にも恋人が出来るのですが、なんせ主人公は自分に全く自信がないので女性に好きになってもらえた理由が分からないし、いつか情けないダメな正体がばれて嫌われてしまうんじゃないかとネガティブになって怯えます。
とはいえ主人公も恋人と一緒に時間を過ごしていくなかで、幸せな気分になったり嫌いな自分のことを忘れられたりしているので、女性と出会えてポジティブにもなりました。
このように『流星マスク』は、自分の中にネガティブとポジティブが同居しているからこそ悩んでいる主人公の心情がストレートに描かれている曲です。
少し変わったラブソングではありますが、きっと共感できるフレーズが見つかると思いますので特に恋人がいる人に聴いて欲しいと思います。
どんなとこが面白くて
そばにいてくれるの?
微笑みに気圧され 未だ聞けない
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
自分に自信がない主人公はどうして自分を恋人にしてくれているのか分からず、恋人の女性に「どんなことが面白くてそばにいてくれるの?」とその理由を聞こうとします。
でも聞いてしまったら最後、
お金目的、暇つぶし・・・
その答え次第ではこの関係が壊れてしまうかも知れません。
だから、主人公は目の前にいる自分に向けられた女性の笑顔を見るたび聞くことができないみたい。
情けない正体がばれることに おびえながら
輪っかを作って その腕を組ませる
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
本当は情けない性格がばれてしまわないかとヒヤヒヤしながら怯えています。
でも、女性に嫌われたくない主人公は男らしい堂々とした態度を見せるためにがんばって見栄を張って自分から輪っかを作って腕を組ませるんです。
流れる星の下を行く 幸せな影
わかってるのは ただひとつ
夢がさめるような寒い予感
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
綺麗な流星の下を歩いているような2人だけの幸せな時間を過ごします。
端から見ればだれが見ても幸せそうにしているお似合いなカップルなんでしょう。
主人公も女性と一緒に過ごす時間にしあわせを感じています。
ですが同時に、いつか正体がばれて愛想を尽かされてフラれてしまうという考えだけは頭から離れない。
主人公は幸せな時間を過ごしながらも、いつか訪れる悲しい未来を想像してしまいます。
明日はどうなるの 考えるのはやめよう
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
ネガティブな考えが頭から離れない主人公。
絶対に明日も女性との関係が続いている自信をもてないみたいです。
不安になって、明日のことを考えてしまいます。
でも、考えれば考えるほど悪いことばかり頭に浮かぶし、いくら頭の中で考えても答えは出ない。
そう気がついた主人公は考えるのをやめて、ネガティブなループから抜け出します。
死にたくなるほど嫌いな 自分に蓋をして
いっしょにいるときだけ 忘れられる
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
何をやっても報われない、だれにも求められない・・・
女性と出会うまでの主人公は順風満帆とは言えない人生を歩んできたのかもしれません。
しかもその理由が自分にあることに主人公は気がついています。
だから、殻を本気で努力して抜け出そうとしない自分のことが死にたくなるほど嫌いなんです。
そんな自分のことが大嫌いな主人公ですがたった1つ嫌いな自分を忘れられる時間があります。
それは恋人の女性と一緒に過ごしている時間。
女性は主人公に対して、
言葉で伝えてくれているのでしょうか?、態度で示してくれているのでしょうか?
なんにしても主人公は女性と一緒にいるときだけ大嫌いな自分のことを忘れられるみたいです。
好きだと はっきり聞こえた夜更けの電話の声
あれから心の中で 毎日リピート
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
電話を使った告白のなかでなのか、2人の関係が進展した会話の中でなのかは分かりませんが、夜更けまで電話をしていたときに女性から”好き“と言ってもらえたそう。
当然主人公は嬉しくなって、女性から言ってもらった”好き”を何度も心の中で繰り返してしまいます。
流れる星を追いかける マスクの男
自分も誰か幸せに
できるかもしれない 的なこと
思わせてくれるのは 世界でただ一人
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
何度も言いますが、主人公はとにかく自分に自信がありません。
そんな彼がいま、
『自分も誰か幸せにできるかもしれない』と少し自信を持って思っているみたいです。
そんな風に思えた理由と幸せにしたい相手はすべて恋人の女性。
主人公は女性と出会えたことで少し変わることが出来たのかも知れません。
いつの日にかボロボロと
剥がれる仮面 そのままに 歩いてくだけ
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
とはいえ主人公は、女性が見ているのはあくまで良い面ばかりで作られた自分の仮面だからいつかは少しずつ正体がばれていくと知っています。
そうなればきっと嫌われてフラれてしまうから、情けない正体がバレることに怯えた日もありました。
まっすぐな視線に 晒されて
隠せるものなど なんにもない
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
だからといって、もう何も隠すことはできません。
なぜなら主人公は完全に女性に心を奪われてしまったから。
女性に見つめられるだけでとろけてしまう。
偽りの仮面を作る余裕なんてありません。
昨日は変えられない 今の僕を見せよう
Uta-Net B’z流星マスク歌詞
じゃあ主人公に出来ることは1つ。
今の僕を見せよう
主人公は情けない姿を見せてしまうと思うし嫌われてしまうと思うけど、女性には偽った自分ではなくありのままの自分を見せて付き合うと決めたんです。
B’z『流星マスク』
B’zの『流星マスク』に登場する主人公は女性と出会えたことで変わりました。
この曲は単純なラブソングではなく、いい出会いがあれば人生はきっと好転するというメッセージも込められていると思います。
自分のことが死にたくなるほど嫌いで、いまを楽しく過ごせていない人が聴くとうらやましく感じてしまう理想的な人生の好転の仕方が描かれているとは思いますが、明るい未来を想像するのは自由です。
つらいと思いながら生活するよりも、理想的な幸せな未来が来ると妄想しながら楽しく生きてもいい。
『流星マスク』はそんな風に思わせてくれる曲でもあると思います。
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