B’zは自分たちの経歴を振り返るとき1994年のことを”暗黒時代“と称しており、B’zファンもその名称で覚えています。
暗黒時代にリリースされた作品
■シングル
B’z14枚目のシングル「Don’t Leave Me」(1994年2月9日発売)
B’z15枚目のシングル「MOTEL」(1994年11月21日発売)
■アルバム
B’zの7枚目のアルバム「The 7th Blues」(1994年3月2日発売)
暗黒時代に開催されたLIVE
■B’z LIVE-GYM
B’z9回目のツアー「B’z LIVE-GYM’94 “The 9th Blues”」(PART-1:2月9日~7月2日,PART-2:9月28日~12月24日)
1994年はB’zが意識的にロック・スタイルを前面に出していたので、稲葉さんと松本さんは勿論のことバンドメンバー全員がロン毛でした。
この年に行われたB’zの9回目のツアーであり史上最長の本数だった「B’z LIVE-GYM’94 “The 9th Blues”」(PART-1:2月9日~7月2日,PART-2:9月28日~12月24日)では照明も暗めだったみたいです。
しかし、暗黒時代とは言ってもB’zにとってターニングポイントとなる重要な時期でした。
それはヒット作品を生み出すことよりも自分たちのやりたいことをしようというB’zの基本姿勢が見つかったからです。
だから“おれたちはロックバンドなんだ”という気持ちの表われでロン毛にもなっていました。
また1994年にリリースされた楽曲は、それまでの一般ウケしそうなポップなテイストではなく、ブルージーな曲調だったり、お二人のルーツが反映されている曲が多いです。
結果的には暗黒時代に作られた「The 7th Blues」は前アルバム『RUN』よりも売上枚数は落ちてしまいましたが、B’zの基本姿勢を表現することができた重要な作品です。
『The 7th Blues』を象徴する曲
暗黒時代に作られた作品でありながらB’zにとって重要な作品の「The 7th Blues」。
その中でもB’zのお二人にとってこの時代を象徴する曲とは『LOVE IS DEAD』だそうです。
『LOVE IS DEAD』は
「The 7th Blues」のDISC1の1曲目に収録されています。
『B’z SHOWCASE 2020-5ERAS 8820-』B’zPARTY会員限定メンバースペシャルインタビュー
B’zの転機になった曲ついては、2020年の10月31日から11月28日まで毎週土曜日に5週連続で開催されたB’z初となる無観客配信LIVE『B’z SHOWCASE 2020-5ERAS 8820-』Day2の直前に配信されたB’zPARTY会員限定メンバースペシャルインタビューの中でも話されていました。
【スペシャルインタビューの書き起こし】
■「The 7th Blues」を象徴する曲は?(B’zファンクラブ会員からの質問)
インタビュアー:「The 7th Blues」がB’zの転機になったアルバムだとおっしゃっていましたが、その中でも特に象徴する曲はなんですか?
稲葉浩志:ボクは『LOVE IS DEAD』かな?
松本孝弘:おれもそんな感じに思うね。
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