B’zのレコーディング用語”預金”の意味とは?
B’zのレコーディング用語”預金”の意味
俺、預金1。/松本孝弘
B’z The Book Treasure 60ページ
僕らのレコーディング用語なんですよ、預金って。松本さんは、曲ができていて詞がついてないのが預金、僕は、詞は完成しているけど歌を録っていないのが預金なんです。/稲葉浩志
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B’zのレコーディング用語”預金”の意味とは、
松本孝弘さんにとっては、曲ができていて詞がついていない曲の数、稲葉浩志さんにとっては、詞は完成しているけど歌を録っていない曲の数だそうです。
当時、B’zが制作をしていたオリジナルアルバムのレコーディングについて、｢スケジュール的には順調に進んでるんですか?｣と藤井徹貫さんから質問された松本孝弘さんは、
｢俺、預金1。｣と答えられました。
そして、続いて稲葉浩志さんが松本孝弘さんの口から出た”預金”という言葉の意味について、｢僕らのレコーディング用語なんですよ、預金って。松本さんは、曲ができていて詞がついていないのが預金、僕は、詞は完成しているけど歌を録っていないのが預金なんです。｣と説明する場面がありました。
稲葉浩志には預金がなかった
稲葉の預金は今いくつ?/松本孝弘
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えーと･･･あ、預金なし。預金ゼロですよ。参ったなぁ(笑)/稲葉浩志
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前述したとおり、この”預金”の話が出たのは、まだ取材当時はタイトルも決まっていなかった｢RUN｣のスケジュールについてB’zのお二人が質問を受けたときでした。
ある意味レコーディングが順調であることを意味する”預金”。
取材を受けた当時、松本孝弘さんが預金1なのに対して、
稲葉浩志さんの預金はゼロ
稲葉浩志さんは｢えーと･･･あ、預金なし。預金ゼロですよ。参ったなぁ(笑)｣と作詞に余裕がないことを告白されました。
しかし、B’zは松本孝弘さんが作曲、稲葉浩志さんが作詞するというバンドの決めごとがあります。
実際に稲葉浩志さんはB’zのデビューアルバム｢B’z｣ に収録されている｢Nothing To Change｣以外のすべての楽曲を作詞されています。
なので、稲葉浩志さんは預金の有無にかかわらず、最終的には自分の力で書き上げる必要があるので、預金が無かった｢RUN｣の作詞作業は大変だったと思われます。
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