B’zは、1988年9月21日にシングル「だからその手を離して」とアルバム「B’z」の同時リリースでデビューした松本孝弘さんと稲葉浩志さんからなるロック・ユニットです。
そんなB’zは数々の名曲を世に生み出し続けており、2001年世界水泳選手権の大会公式テーマソングに起用された「ultra soul」やリポビタンD ラグビー日本代表応援ソングに起用された「兵、走る」は、B’zファン以外も認知する国民的ヒットソングとなりました。
まさに「ultra soul」と「兵、走る」はB’zの代名詞になっています。
しかし、B’zをあまり知らない人にとって、その2曲と同じぐらいB’zには、
短パンを穿いているイメージがあるのではないでしょうか?
それに世間には稲葉浩志さんが短パンを着用しているイメージが浸透していると思いますが、実際はギター松本孝弘さんも同時期に短パンを着用されていました。
では一体、どうしてB’zのお二人は短パンを穿いていたのでしょうか?
今回は、B’zのお二人が短パンを穿いていた2つの理由についてご紹介させて頂きます。
》》半ズボンの次はコレでしょ!?B’z稲葉浩志がTバックを穿いていた理由
B’zのメンバーが短パンを穿いていた2つの理由
世界的ロックバンドに影響を受けていたから
B’zのメンバーが短パンを穿いていた1つ目の理由は、
世界的ロックバンド「GUNS N’ROSES(ガンズ・アンド・ローゼス)」のヴォーカル・Axl Rose(アクセル・ローズ)が当時穿いていた短パンの衣装に影響を受けていたから。
「GUNS N’ROSES(ガンズ・アンド・ローゼス)」は、1980年代後半からヒット曲を連発し、全米で4,200万枚、全世界で1億枚以上のアルバムセールスを記録した伝説的なロックバンド。それまでのロックの流れを180°変えるほど、世界のロックシーンを席捲しました。
そんな「GUNS N’ROSES(ガンズ・アンド・ローゼス)」の楽曲「Sweet Child O’Mine」「Knockin’ On Heaven’s Door」をB’zはライブやテレビ番組で披露したことがあるみたいですし、1995年に開催されたBUZZツアーの「ALONE」の演奏時に、稲葉浩志さんが弾くピアノの上で松本孝弘さんがギターを弾いたあのライブの演出も同バンドの「November Rain」に影響を受けて生まれたものだと言われているそうです。
このように、B’zのメンバーは当時全盛期だった「GUNS N’ROSES(ガンズ・アンド・ローゼス)」に影響を受けて短パンを穿いていたみたいですね。
動きやすいから
B’zのメンバーが短パンを穿いていた2つ目の理由は、
着るのが楽であり、ステージ上でも動きやすいから。
この理由は、2020年に行われたB’z初の無観客配信ライブ『B’z SHOWCASE 2020-5ERAS 8820-』の特典インタビューで、本人達の口から明かされています。
B’zのライブは、「LIVE-GYM」と冠されているほど、その言葉通りの激しいパフォーマンスが披露されているので衣装には機能性が必要になるケースもあります。なので、B’zのメンバーは”動きやすい”ショートパンツを着用しておられたんだと思います。
B’zメンバーが短パンを穿いていた時期
B’zメンバーもずっと短パンを穿いていたわけではありませんが、主に短パンを穿いていた時期は、1992年(「B’z LIVE-GYM Pleasure’92″TIME”」ツアー)から1995年(「B’z LIVE-GYM Pleasure ’95″BUZZ!!”」ツアー)までみたいです。
2008年にデビュー20周年を記念して開催された「B’z LIVE-GYM Pleasure 2008-GLORY DAYS-」では、スタッフのアイデアで稲葉浩志さんの短パンが復活しました。
B’zメンバーが短パンを着用している写真
B’zのメンバーが短パンを穿いていた2つの理由 まとめ
今回は、B’zのお二人が短パンを穿いていた2つの理由についてご紹介させて頂きました。
すっかり世間からはB’z、特に稲葉浩志さんには短パンのイメージが定着していますが、実はB’zが短パンを着用していたのはわずか約3年だけなんです。
しかし、ただでさえB’zはメディアなどの露出が少ないのに短パンという珍しい衣装だったため穿かなくなった現在も当時と同じイメージを持ち続けている人が多いのでしょう。
共に50歳を越えているB’zのお二人ですが、稲葉浩志さんは自身のファンクラブ会報誌のインタビューで、”還暦短パン”について言及しておられたので、期待はしない程度に楽しみにしておいてももいいのかもしれません。
コメント