B’zが1991年11月27日にリリースした5枚目のオリジナルアルバム「IN THE LIFE」には『快楽の部屋』という楽曲が収録されています。
この曲は、稲葉さんが持っている“B’zにとっての『快楽の部屋』”を男女間の絶頂感と重ねて表現されています。
では、B’zの曲のタイトルにもなり、楽曲のモチーフにもなっている“B’zにとっての『快楽の部屋』”が何を指しているのかをご紹介します☺
LIVE-GYMの会場、空間が『快楽の部屋』
「僕ら、LIVE-GYMの会場、空間を”快楽の部屋”と見立てているんです。ライブに来てくれる人たちにとって、そういう場所になってくれたらうれしいわけで。でもそういうのは誰にでもあるんじゃないかな?場所は変わっても、自分にとって快楽の部屋が」稲葉浩志(1992年)
B’z TWELVE■気持ちよくなりたけゃ・・・130ページ
「まあだから、B’zファンにとっては快楽の部屋がLIVE-GYMだと嬉しいわけで。そういうの誰にでもあるんじゃないの?場所は変わっても、自分にとって快楽の部屋が、僕らにとっても自分の部屋だったり、ツアー中のホテルの部屋だったりするワケだしさ。」松本孝弘
B’z The Book Treasure24ページ
B’zの楽曲にもなった『快楽の部屋』とはLIVE-GYMの会場とその空間のことを指しています。
そして、稲葉さんと松本さんはお2人とも、B’zファンにとっての”快楽の部屋”がB’zのLIVE-GYMになってくれたら嬉しいとおっしゃっており、それと同時にだれもが“自分にとっての快楽の部屋”は持っていると思うとおっしゃっています。
『快楽の部屋』にするために
「コンサートの間に嫌な流れの時もあります。そういう時はまず”さあ、これをこれからどうやって快楽の部屋にしていこうか“って思うんです。その流れの中でお客さんの気持ちをつかんでいこうといった、自分なりのつかみのポイントがあって。その要所要所で、どんどんハズしていって、雪だるま式に失敗の塊になっていくという。そのときはもう辛くてしょうがないですよ。観ている人たちには、きっとわからないと思いますけどね。そんな時は、なんとかこの流れを断ち切らなくちゃって、そのことばかりを考えている」稲葉浩志(1992年)
B’z TWELVE ■エネルギーの塊!不思議の塊!124ページ
稲葉さんもB’zLIVE-GYMを『快楽の部屋』に見立てているそうですが、その場所が快楽になっていないときもあるそうで、そんな時はどうにか自分が気持ちよくなれる自分にとっての『快楽の部屋』にさせるために色々と試されているみたいです。
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