B’z・稲葉浩志が本当につらかったツアーを告白「涙が出てきたのは覚えてますね」
ツアー完走後に泣いた
「ツアーで・・・・・・”IN THE LIFE”の沖縄コンベンションセンターで、とめどなく涙が出てきたのは覚えてますね。終わったときに。で、モニターのところ見たら、モニターのスタッフもすごい泣いてたのを覚えてます。多分、似たつらさがあったんじゃないかなと思うんですけど(笑)」
B’z ミラクルクロニクル106ページ
B’zの稲葉浩志さんは、2008年9月8日に発売されたB’zの年代記「B’z ミラクルクロニクル」のなかで、ツアー完走後に泣いてしまったエピソードを告白されています。
同誌で稲葉浩志さんが明かしたのは、1991年12月4日~1992年4月30日の期間に開催された「B’z LIVE-GYM’91 “IN THE LIFE”」ツアーの千秋楽、沖縄コンベンションセンター公演のライブ終演後の話。稲葉浩志さんは「とめどなく涙が出てきた」そうです。さらに、泣いていたのは稲葉浩志さんだけではなかったそうで、モニターのスタッフも泣いていたと稲葉浩志さんが明かされています。
「B’z LIVE-GYM’91 “IN THE LIFE”」といえば、当時のB’z、スタッフにとって、経験したことのないロングツアーだったので、精神的にも肉体的にもつらかったのでしょう。だからこそ、ツアーが無事に完走できたという安堵の気持ちで、涙を流されたんだと思います。
思い悩んでいた
「背負うってほどのことではないと思うんですけど、なんかただ、まぁ、自分なりにこうあったんでしょうね。そういうふうになったのは、多分これが初めてですね。”IN THE LIFE”が」
B’z ミラクルクロニクル106ページ
また、初めて経験する66本のロングツアーの影響もあってか、稲葉浩志さんはツアー中、体調不良になったり、「なんのために歌っているのか…?」と自問してしまうほど、思い悩まれていたそうなので、稲葉浩志さんにとって苦しいツアーになっていたことに間違いありません。
切羽詰まっていた
そうでしょうね。そういう印象はあります。
B’z ミラクルクロニクル106ページ
実際、音楽文化ライターの佐伯明さんから「稲葉さんなりに切羽詰まっていたんですね?」と質問されたときにも「そうでしょうね。そういう印象はあります。」と当時を振り返えって答えられています。
稲葉浩志さんは、このような苦難も乗り越えてきたからこそ、現在も音楽界の最前線を走り続けるロック・ユニットのヴォーカルを務められているのかもしれませんね。
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