B’zのヴォーカル稲葉浩志
「いまパッと思いつくのはやっぱり“ストイック”ってことかな。やっぱりB’zのヴォーカルとしての自覚が凄いよね。喉の管理だとか体力の維持だとかね。あれはやっぱり普通の努力の仕方では無理だと思うね。あんまり彼は口数多い方じゃないからいちいち言わないけどさ、見えないところでがんばっているんじゃないですか、きっと」松本孝弘
NHKスペシャル メガヒットの秘密~20年目のB’z~
日本が誇るロックユニットB’zのヴォーカルを務める稲葉浩志さん。
彼のなかにある“B’zのヴォーカルとしての自覚”は相当なもので、B’zのメンバー松本孝弘さんも「稲葉さんを一言で言うと?」という質問に対して「パッと思いつくのはストイック」と答えており、彼がしている喉の管理や体力の維持に関しては普通の努力の仕方では無理だと思うとコメントしています。
また、特にツアー中は色んなことに対して敏感になるそうで、真夏でも控え室のエアコンは使わないし、廊下からの冷気を防ぐためにドアに粘りをしたり、胃腸を冷やさないように夏でもよく食べるのは鍋という徹底ぶり。
しかし、彼もデビューからずっとストイックだったワケではではありません。
1991年から1992年にかけて行われたB’zのLIVE-GYM『B’z LIVE-GYM’91~’92″IN THE LIFE”』の前に筋トレが原因で声が出なくなってから、定期的にかかりつけの病院に行くようになるなど、喉の管理においても意識するようになりました。
そうして周りからもストイックと言われるまで徹底的な管理をするようになったのですが、それでも調子が悪くなってしまうことは長く音楽活動を続けていればあります。
そんなときはお医者さんに診てもらってアドバイスを受けるそう。
B’z稲葉浩志がツアー中に医者から言われていること
「だから・・・お医者さんが言うには、“そばでしゃべれ”って言うんですよね、人の。遠くの人に話しかけるな(笑)。調子が悪いときはね」稲葉浩志
B’z ミラクルクロニクル178ページ
稲葉さんは調子が悪いときはお医者さんから、
“そばでしゃべれ”と言われるみたいです。
お医者さん曰く、調子が悪いときはしゃべらないのがいちばん良いそうですがツアー中に一切しゃべらないなんてできませんし、稲葉さんも分かっています。
だからせめて、聞き返されて同じことを2度言わないようにするために、会話するときは相手のそばでしゃべってくださいとのことらしいです。
「会話してて聞き返されるとかっていうのは、すごいつらいんですよ」稲葉浩志
B’z ミラクルクロニクル178ページ
「そう。で、もう一回言うのがすごい・・・疲れる(笑)。喉の脇がもう疲れてきちゃう、ような気がするんですよ」稲葉浩志
B’z ミラクルクロニクル178ページ
稲葉さんも喉の調子が悪いときはあまり喉を使いたくないので、しゃべりたくないときもあるそうです。そんなときに、相手に聞き返されると同じことを2回言わないといけないのでつらいとおっしゃっています。
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