B’zのギタリスト松本孝弘
誰もが知る日本のロックユニット『B’z』のギターを務めている松本孝弘さん。
松本さんはギターを買ったその日からプロを目指し、音楽事務所に所属してプロになってからはツアーサポートやスタジオ・ミュージシャンとして活動しました。
そのなかで「TM NETWORK」のレコーディングに参加すると、「TM NETWORK」からツアーサポートのオファーを受け、一緒にツアーを回って色んな経験を積むと同時にギターのウデも磨いていきます。
その後、自分のバンドを作りたいと考えた松本さんはメンバー探しを始め、稲葉浩志さんと出会って1988年にシングル「だからその手を離して」とアルバム「B’z」の同時リリースでデビューしました。
そんなB’zは現在、活動33年目に突入していますが、活動を休まないB’zの楽曲はすでに300曲を越えており、バージョン違いの曲や未発表曲を含めると400曲以上は存在します。
その膨大な楽曲のなかでも、B’zのギタリストであり日本が誇るギタリストでもある松本さんがダントツで1番ギター難度が高いと思う曲を話されていたのでご紹介します☺
ギター難度の高い「ギリギリchop」
松本さんがギター難度が高いと思うB’zの楽曲は1999年6月9日にリリースしたB’zの26枚目のシングル「ギリギリchop」に収録されている「ギリギリchop」らしいです。
この曲がシングルになった理由についてメンバーは「ポップな曲だから」とおっしゃっていますが、この曲は2003年までに発売されたシングル表題曲ではBPM235とテンポが最も速い曲です。
ロサンゼルスのホテルで朝の8時から練習
「ロスの部屋でめちゃめちゃ弾いているんだ。ホテルの松本さんの部屋の前を通るとガンガンにギターを弾いてるのが聴こえてきた。練習してるって聞いてたんだけど、えらい弾いてるなぁ、朝っぱらからって。朝の8時くらいからやってる。ギターが難しいとは聞いていたんですけど。その難しいってのはわかるんだけど、どこが?っていわれると僕なんかにはわからなかったんだけれど、ここまで練習しているってことは相当難しいんだなということがわかってきた。漏れてくる音が殺気だっていて。恐くなって。レコーディング前に聴くと鬼気迫るものがあった」稲葉浩志(1999年)
B’z TWELVE■稲葉浩志が松本孝弘を語る28ページ
当時の松本さんでも納得が出来る演奏ができるまでかなりの時間が必要だったらしく、ロサンゼルスのホテルの自室で朝の8時から練習をしていたエピソードが残っています。
稲葉さんは松本さんが「ギリギリchop」を練習している音を聴いた時に、松本さんがここまで練習しているってことは相当難しいんだなと思ったとおっしゃっています。
ダントツでギター難度が高い
「ギリギリchop」が難しいエピソードについては、2020年の10月31日から11月28日まで毎週土曜日に5週連続で開催されたB’z初となる無観客配信LIVE『B’z SHOWCASE 2020-5ERAS 8820-』Day3の直前に配信されたB’zPARTY会員限定メンバースペシャルインタビューの中でも話されていましたのでご紹介します。
■ギター難度の高い「ギリギリchop」
インタビュアー:「Brotherhood」からシングルカットに「ギリギリchop」をシングルカットにされましたけれども、松本さんはとにかく「ギリギリchop」はギターが難しいとおっしゃられていたと思うんですけれども、その後リリースした中でも「ギリギリchop」はダントツに難しいですか?
松本孝弘:そうだね、難しいと思います。
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