皆さんは、孫正義さんをご存じでしょうか?
孫正義さんは、ソフトバンクグループの創始者であり、会長兼社長です。
1981年に福岡県大野城市に｢日本ソフトバンク｣を設立。1990年に｢日本ソフトバンク｣の社名を｢ソフトバンク｣に変更すると、その後もアメリカのヤフー社と合弁でヤフー(Yahoo!JAPAN)を設立したり、ダイエーから福岡ダイエーホークスを買収して、福岡ソフトバンクホークスのオーナーになるなど、偉大な日本の実業家として活動されています。
そして現在は、ソフトバンクグループ株式会社代表取締役会長兼社長、福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役オーナー、アーム・リミテッド取締役会長、公益財団法人自然エネルギー財団会長をはじめとする多くの肩書きを持っておられます。
また、孫正義さんといえば、日本長者番付トップの常連であり、世界長者番付でもランクインしている資産家としても知られています。
と、なれば気になるのはお金の話。
一体いくら稼いでおられるのでしょうか?
今回は、現ソフトバンクグループの会長兼社長であり、様々な事業を展開している孫正義さんの年収や総資産など、お金にまつわる話についてご紹介させて頂きます。
【ソフトバンク】年収は200億、総資産は約5兆円?日本長者番付トップ・孫正義のお金にまつわる話
孫正義さんのプロフィール
名前:孫正義(そんまさよし)
生年月日:1957年8月11日(満64歳)
出生地:佐賀県鳥栖市
孫正義さんの年収
2013年の年収
経済誌・東洋経済が｢役員四季報2013年版｣にあるデータを基に作成した｢上場会社 最も稼いだ経営者ランキング｣では、孫正義さんは93億9,600万円で首位に輝いております。
内訳は、役員報酬1億2,800万円、配当収入92億6,800万円。
ソフトバンクの業績でいうと｢iPhone(アイフォーン)｣の販売が好調だったことや1株辺りの年間配当額が前年度よりも25円増配したことが、孫正義さんの高額収入に繋がったようです。
2位のファーストリテイリングの柳井正さんの配当含む報酬総額は52億4,300万円なので、孫正義さんは2位に40億以上の差をつけての断トツ1位だったことが分かります。
2017年の年収
経済誌・東洋経済が｢大株主調査｣と、3,600社超、4万人超の上場企業役員についてさまざまなデータを収録している｢役員四季報｣のデータを活用して、年収1億円以上の上場企業役員530人の報酬総額をランキング化した｢配当収入や役員報酬が多い経営者ランキング｣では、孫正義さんは96億900万円で首位に輝いております。
内訳は、役員報酬1億3,000万円、配当収入94億7,900万円。
2017年3月期決算説明会のプレゼンテーション資料によると、前年度と比べて売上高や営業利益なども増加しているので、好調な業績に伴い孫正義さんの報酬総額も増えていたと考えられます。
2019年5月~2020年4月の年収
上場企業3,780社、4万663人の上場企業の役員の最新人事データを収録している『役員四季報2021年版』と『有価証券報告書』のデータを基に、役員報酬1億円以上の上場企業役員のなかから｢配当を含めた収入｣が高い上場企業役員トップ500人をランキング化したものがあります。
同ランキングによると、孫正義さんの報酬総額は195億4,200万円。
上場企業のなかで孫正義さんは最も稼いだ経営者だったみたいです。内訳は、役員報酬2億900万円、配当収入193億3,300万円。
役員報酬のランキングの1位は住友不動産元会長・高島準司さん、2位はソフトバンクグループ副社長マルセロ・クラウレさん、3位は武田薬品工業クリストフ・ウェバーさんで、孫正義さんは176位にランクインしており、自身が会長兼社長を務めるソフトバンクグループの副社長よりも下位です。
しかし、孫正義さんは役員報酬ランキングでこそ176位にランクインしているものの、配当収入が昨年の倍近くの193億3,300万円あったため報酬総額では1位になったようです。
この現象は例年あることみたいで、報酬総額2位にランクインしているファーストリテイリングの柳井正さんも役員報酬ランキングでは上位には入っていませんが、報酬総額ランキングでは孫正義さんと名前を連ねておられます。
孫正義さんの資産
日本長者番付2018で2年連続首位獲得
2018年4月5日に世界的な経済誌である｢Forbes｣が、日本の富豪の保有資産を基に発表した｢日本長者番付 2018｣。
そんな｢日本長者番付 2018｣では、孫正義さんは首位を獲得しており、資産額は約2兆2,930億円だと報じられています。
同誌が発表する日本長者番付で、孫正義さんの首位獲得は当時2年連続だったそう。2位はファーストリテイリングの柳井正さんで、資産額は前年度から約3,100億円増えて、約2兆210億円だったみたいです。
日本長者番付2019で2位にランクイン
2019年4月11日に世界的な経済誌である｢Forbes｣が、日本の富豪の保有資産を基に発表した｢日本長者番付 2019｣。
孫正義さんは3年連続首位獲得とはならなかったようで、資産額約2兆6,670億円でファーストリテイリングの柳井正さんに次いで2位という結果でした。
ただ、孫正義さんの資産額は2018年よりも4,000億以上増えた上での結果ですし、ソフトバンクの株価も問題なく上昇していたようです。
2021年世界長者番付で29位にランクイン
2021年4月6日に世界的な経済誌である｢Forbes｣が発表した2021年度版の｢世界長者番付｣では、孫正義さんは日本人トップとして29位にランクインしており、資産額は454億ドル(約5兆円)と記載されています。
また、｢Forbes｣は4月22日、2021年版｢日本長者番付｣を発表。孫正義さんの資産額は1年前の2倍を超える約444億ドルで1位だと報じられていました。
孫正義さんの資産が大きく増えた理由については、出資していたアメリカのフードデリバリーサービス・ドアダッシュ(DoorDash)や、”韓国のアマゾン”と呼ばれる韓国通販大手・クーパン(Coupang)の新規株式公開(IPO)が関係していると言われていたみたいです。
国内外に億超えの豪邸をいくつも所有
孫正義さんの自宅は国内外にあり、別荘も所有されているようです。
東京都港区白金にあるとウワサされている孫正義さんの自宅の内装は“もはや迎賓館のよう”だと、孫正義さんの自宅を訪れた人が語っておられるみたいです。
地上4階、地下2階の構造で、地下にはゴルフの練習場、25メートルプール、ボウリング場も備わっているんだとか。
その気になる価格は総工費が60~80億円、土地代を含めると140億円以上はすると言われているようですが、他にも麻布に地上3階、地下1階の63億円の豪邸、カリフォルニア州のシリコンバレーに敷地面積1万890坪の130億円はする大豪邸を所有されていると言われているみたいです。
愛車は、日産ローレル
孫正義さんの愛車として有名なのは、
日産のローレルみたいです。
ローレルとは日本初のハイオーナーカーとして、日産自動車が1968年から2003年まで製造・販売していた高級乗用車のことで、80年代に流行っていたようです。
そんなローレルの新車価格は、228~351万円という情報がありました。
いつ購入されたか分かりませんし、現在も乗り続けられているのかも分かりませんが、数億円の収入があるのに数百万円の国産自動車に乗っているとは意外ですね。
引退するまでに受け取る報酬の全額を寄付することを表明
2011年4月3日に孫正義さんは、東日本大震災の被災地への義援金として個人で100億円を寄付することと自身がソフトバンクグループの代表として受け取る役員報酬の全額を11年度から引退するまで寄付することを表明されています。
孫正義さんが寄付した100億円の寄付内容についてはソフトバンクのホームページで確認することができ、孫正義さんの役員報酬は本記事でもご紹介させて頂きましたが、1億3,000万円から2億ぐらいなので、毎年それぐらいの金額を寄付されていることになります。
億を超える収入を得ていても私欲のためだけに使わずに困っている人のために使っておられるんですね。
孫正義さんのお金にまつわる話 まとめ
今回は、現ソフトバンクグループの会長兼社長であり、様々な事業を展開している孫正義さんの年収や総資産など、お金にまつわる話についてご紹介させて頂きました。
流石は東証一部に上場しているソフトバンクの会長兼社長であり、日本長者番付の常連の孫正義さん。日本で一番資産を持っていると言われているだけあって、年収は百億円以上、総資産額は約5兆円というとんでもない金額ばかりでした。
ただ、孫正義さんは所得税と住民税を合わせて55%の税金を払っていると言われているみたいなので、百億円を超える年収があったとしても、半分以上は納税されていることになります。
それでも自身に入ってくる金額を使って寄付をしたり、出資したりされている孫正義さん。
今後も世界中の人々のために活躍し続けられることでしょう。これからも孫正義さんの動向に目が離せません。
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