今回ご紹介するのは、B’zの『Crazy Rendezvous』という楽曲です。
この曲は“弱気な自分を変えて”行動に移す男性の姿が描かれており、奥手な男性が思いきった行動をとります。
もう自分の気持ちを抑えられなかったんです!!!!
だから、好きな人に告白をしたことがある人は歌詞を読んで、曲を聴いてめっちゃ感情移入することが出来る曲だと思います。
また、『いま好きな人はいるけど、なかなか1歩が踏み出せない…』そんな人にもこの曲がおすすめです。
この曲は聴くと勇気がもらえるし、強気な自分に変わるキッカケになってくれるので、
きっとあなたの背中を押してくれるはずです!!
そんな強いメッセージ性が込められている『Crazy Rendezvous』をご紹介します😇😇
【B’z】【Crazy Rendezvous】もうこの気持ちを抑えられない!!”弱気な自分を変えて”行動に移す男性がカッコいい曲
最強モンスターロックバンド『B’z』
まずは、『Crazy Rendezvous』についてご紹介する前にB’zについて簡単にご紹介したいと思います。
B’zは、ギタリスト松本孝弘とボーカリスト稲葉浩志からなる日本のロックユニットです。
1988年に1stシングル『だからその手を離して』と1stアルバム『B’z』の同時リリースで、デビューして以降、オリコンチャート1位やミリオンセラーなど、数々のヒット曲を世に生み出し続けています。
なかでも、1988年発売のベストアルバム『B’z The Best”Pleasure”』は日本国内の音楽史上初めて売上枚数が500万枚を越えたほか、同年発売の『B’z The Best”Treasure”』との2作品合計で約1,000万枚の売上達成の記録を打ち立てました。
また、2007年には、アジア圏のミュージシャンとしては初めて『ハリウッド・ロックウォーク』に殿堂入りも成し遂げました。その翌年2008年にはギネス世界記録から「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」の認定も受けるなど音楽界の歴史的な記録を塗り変え続けています。
それだけでなく、1989年の『B’zLIVE-GYM#00″OFF THE LOCK”』からB’zのライブは『LIVE-GYM』とタイトルがつけられるようになり、
2019年7月6日に行われた『B’z LIVE-GYM 2019-Whole Lotta New Love』大阪城ホールの公演で、B’zは通算1,000回目のLIVEを達成し、デビューから30年以上が経ったいまでも衰えることを知らないモンスターロックバンドです。
収録アルバム『IN THE LIFE』


『Crazy Rendezvous』が収録されているアルバムは、1991年11月27日リリースのB’zの5枚目のアルバム「IN THE LIFE」という作品です。
「IN THE LIFE」のアルバムタイトルにある「LIFE」は「人生」ではなく「生活」という意味で使われています。また、ジャケットに写っている2人が着ている服はそれぞれの私服らしいです。
1992年にはインタビューの中で、稲葉さんがこのアルバムについて
「いまどきのB’zって感じだよね。いまどきの僕ら」
B’z TWELVE
このようにおっしゃっていたので、このアルバムはデビューから3年が経った当時のB’zを1番感じられるアルバムになっていると思います。
「IN THE LIFE」収録曲
1.Wonderful Opportunity
2.TONIGHT(Is The Night)
3.『快楽の部屋』
4.憂いのGYPSY
5.Crazy Rendezvous
6.もう一度キスしたかった
7.WILD LIFE
8.それでも君には戻れない
9.あいかわらずなボクら
10.ALONE
『Crazy Rendezvous』の歌詞を徹底解釈


『Crazy Rendezvous』の主人公の男性は弱気な性格で、「嫌われないように、嫌われないように」と守ってばかりの道を生きていたみたいです。
ですが、そんな男性も好きな女性と出会います。
そして、男性は弱気な自分を変えて、行動を起こしました。
何考えてるのあなた 誘拐だわこれは
助手席で怒り狂ってるけどもう構うもんか
Crazy Rendezvous B’z歌詞情報-うたまっぷ歌詞無料検索-
舞台は主人公が運転している車。
主人公は車を運転していて、女性は助手席にいる。
主人公は女性が助手席で怒り狂っていることに気がついてはいるけどお構いなしに車を走らせており、女性は助手席で怒り狂っているという構図です。
主人公は女性と2人きりでドライブができる関係ではなかったみたいですが、強引に?女性を助手席乗せて車を走らせてしまっています。
そんな主人公の行動に対して、女性は「誘拐だわこれは」と言いながら怒り狂っていることから、やっぱり主人公と女性はそこまでまだ親しい関係ではなかったと想像ができます。
あとは、怒りの感情をむき出しにする女性に気がつきながらも、「構うもんか」と車を走らせ続けているので主人公が起こした今回の行動の本気度が伝わります。
単純な気持ちを隠しながら 能書きと冗談でひっぱってた
君との会話を変えたいんだ 深夜の高速につきあえよ
Crazy Rendezvous B’z歌詞情報-うたまっぷ歌詞無料検索-
主人公は車を運転しながら、今回の行動を起こした理由を改めて自分に言って奮い立たせました。あるいは、主人公は自分のウソのないその気持ちを女性に直接伝えたのかも知れません。
好きな女性に振り向いてもらうために起こした”誘拐ドライブ”。
どうやら高速にも乗るみたいですし、おそらく目的地は決まっていてそこに向かっていると思います。
もしかしたら、主人公はその場所に女性を連れて行くことさえできれば、女性との関係がきっと良い方向に変わるという自信があるのかも。
帰らせないよ 朝が来るまでは
好きなんだから しょうがない
あぶないよ こんなスピードで
飛び降りたら死んじゃうよ
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弱気な性格とは思えない大胆な行動を起こした主人公は、女性を朝が来るまでは帰らせないつもりでいました。好きな女性と1秒でも長く一緒に過ごしたいという思いだった。
でも、女性はそんな主人公とは対照的でした
女性は高速道路を走る車から飛び降りようとするほど混乱していました。というよりは、恐怖心や身の危険を感じていたから飛び降りようとしたのかも知れません。
ちょっと落ち着いてきたね 横浜だよここは
スッピンもかわいいけど もしかしたら呆れてるの
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最初は深夜のドライヴに怒り狂っていた女性も少し落ち着いてきたみたいです。
ただ、女性は主人公を許したわけではなかったみたいで、表情は怒りを通り過ぎて呆れていました。
しかし主人公はそんな女性の表情を見てもなおスッピンも魅力的に感じてしまっている様子。
嫌われないように生きてきた 守ってばかりの性格が
自分で嫌になった今夜は 車線変更まで強引に行こう
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ここで主人公は自分の性格について見つめます。
嫌われないように生きてきた守ってばかりの自分の性格。
決して不満があるわけではないけど、この性格のままでは手に入らないものが見つかった。
なのに依然、行動を起こさずに守ってばかりいる自分のことがイヤになったみたいです。
そして、主人公はこれまでの“守ってばかりの性格”と決別するかのように、
“強引”に車線変更を行ったんです。
帰らせないよ 朝が来るまでは
好きなんだから しょうがない
流れてゆく 遠い街の灯が 知らん顔で美しい
心配しないで食べたりしないし 殴られても文句は無い
マーヴィンゲイじゃなくてエアロのビッグサウンド
君の神経さかなでするかい
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主人公は女性に振り向いてもらいたくて行動を起こしましたが、これまで肝心の女性の気持ちは考えられていなかったように思えます。
行動を起こすことに必死で気持ちに余裕がなかったのかもしれませんし、相手の気持ちを考えると守ってばかりのいつもの選択を選んでしまいそうであえて考えなかったのかも知れません。
でもようやく、女性の気持ちを考えて言葉を掛けたみたいですね。
それでも車内ではマーヴィンゲイの曲ではなくて、ロックバンド・エアロスミスの曲が大音量で流れているみたいです。
雰囲気が合っていない、、、
さらにいうと、主人公が女性の機嫌を気にしているのでたぶん女性はエアロスミスが嫌いっぽいです。
犯罪のようだったドライヴも 川を越えて戻る頃
妙に楽しい二人のランデヴー ごめんね君は素敵な人
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高速道路に乗って横浜まで行きましたが、折り返し地点にある川も越えて、ドライヴも終わりに向かっているみたいです。
ここに聴いていてめちゃくちゃ胸に刺さるフレーズが
ごめんね君は素敵な人
主人公もこんな自分勝手なドライヴをしても、女性は振り向いてくれないことぐらい分かっていたし、自分がしてしまった行為に対しても反省します。
そして、どうしようもない自分に比べて、やっぱり女性は間違いなく素敵な人だと感じるんです。
強気な自分に変わろうと強行した女性とのドライヴでしたが、ここのフレーズに主人公の核心的な優しい性格が表現されているように思えるのでこの歌詞がめっちゃ好きです。
帰らせないよ 朝が来るまでは
好きなんだから しょうがない
揺れているテールランプがきっと 幸せのガレージに
導く赤い蛍だと 信じて走りたい
君以外のことなんか全部どうでもいいから
帰らせないよ やっぱり朝が来ても
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突然始まったドライヴもいよいよ終わりの時間が迫っているようで、ガレージに戻るころには女性と良い関係になっていたいと主人公が願うようすなんかも伝わります。
それもそのはず主人公は、犯罪のようなことをしてしまったからこのドライヴが終わったらどうなっても文句はない。だからせめて「朝が来るまでは」帰らせない。という思いでずっといましたから、このドライヴが終わるまでに成果を出したかったんですよ。
でも、終わりが近づいても近づかない関係とは裏腹に、主人公はこのドライヴを通じて女性のことがとんでもなく好きな自分に気がついてしまいます。
そして最後には、このドライヴが終わる朝が来たときにまだ女性とうまくいっていなくても、いつか振り向いてもらえるまで手を伸ばし続けると決意したみたいです。
“弱気な自分を変えて”行動に移す男性がカッコいい曲
『Crazy Rendezvous』撮影秘話
『Crazy Rendezvous』のイントロに入っている車のエンジン音について
イントロに入っている車のエンジン音は、松本さんの当時の愛車のエンジン音で松本さんご本人が運転されて録った音だそう。
撮影場所は六本木トンネルで、当時は交通量が少なかったこともあり、実際に走って録音していたみたいです。
その録音機材を持っていたのは、ディレクターの寺島良一さんでしたが、
松本さんは『自分の中ではいい音を録れた感があった』みたいでそのまま現場から走って去って、もう戻らなかったみたいです(笑)
(文/「ぐっちぶろぐ」@bz19968144@ぐっち)
(B’zカテゴリー更新中@bz19968145@ぐっち|B’zネタ発信)
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